ホテルで危うく死亡。

クスコを出発し、次に来た町はプーノ。
標高約4000メートルのところにある町です。
富士山（標高3776メートル）よりも高いところに町があるなんて、世界は広いものですね。

プーノで少し町歩きをしたら、だんだんと頭がズキズキしてくるように。
キッチンつきの宿をとったので夕食を自炊しようとしたのですが、
料理をしようと思う頃には頭が割れるほど痛い状態。
その数十分後には吐き気も催し、食事も全然食べられない。。。
そうです、これが高山病です。
体調不良のため、その晩はすぐに就寝。朝までぐっすり眠っていました。


私が眠っている間、彼の身には大変なことが起きていたようで。


彼がシャワーを浴びている時のこと。
シャワーヘッドの角度がいまいちだったため、直そうと手を伸ばした瞬間…
ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ～っと身体に激しい痛みが。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛～～～～～～～っ！！！！！！！！！！！」
と大声で叫んだものの、誰にも気づいてもらえず。

どうやらホテルのシャワーが漏電していたみたいで、感電したみたい。
まじで危ない！！！感電死しなくて良かったよ、本当に。

…そんな中でも私は気づかずにぐっすり眠っていたんですけどね、ごめんなさい。
笑っちゃいけないけど、話を聞いて笑っちゃいました、ごめんなさい。
実はたまに思い出して、ひとりで思い出し笑いしています、ごめんなさい。

この一件以来、
ふたりの中では「多少高くても、良い宿に泊まろう」という決まりができました。


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