血液型占いでは、
「テキトー人間」「おおざっぱ」「マイペース」と言われている血液型。
日本にいる時は、上記のようなことをよく、本当によく、人から言われます。
しかし、ラテン系、特にブラジル人のテキトーさには、マジで適わない。
彼らのテキトーさは、想像以上です笑。
そして長期旅行中でデリケート(ささいなことでイライラしちゃう)
になっている私たちには、そのテキトーさが辛い。
体も心もボロボロになることがあります。
いま思えば笑い話なんだけど、その時は心の底から怒っていました。
なぜ今、こんなことを話しているかというと、
ブラジル入国後は、「ブラジル人のテキトーさとの戦い」の旅になったからであります。
以降はキレたり、ケンカしたり、といった内容がちょいちょい出てきますので
お見苦しかったら、ごめんなさい苦笑。
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ブラジルの国境をこえた時期はちょうど、カーニバル直前。
ブラジルのカーニバルと言えば「リオのカーニバル」が有名ですが
実はブラジルでは、リオ以外でも色々な場所でカーニバルが行われているのです。
そこで「どこかでカーニバルを見たいね」と現地の旅行会社に行った私たち。
旅行会社にいたのは、英語ペラペラで、とっても陽気なブラジル人。
パソコンできれいな風景写真を見せてくれながら
「ボニート」という小さなリゾート地でカーニバルを見て
その後に「パンタナール」という世界屈指の湿原にて
野生動物を見るのはどうだろう、と提案してくれました。
野生動物を見るのはどうだろう、と提案してくれました。
ボニートもパンタナールも、地球の歩き方を見て気になっていたので
悩んだ末に、行くことに。
ボニートへのバスチケットも、宿も、パンタナールツアーも、
カーニバル期間で人が集まっているため、ほぼ空きがない状態。
そんな中、彼は何とかチケットを手配してくれたのです。
「本当に楽しいから、ぜひ楽しんできて!」
そんな彼の言葉に、ワクワク胸を踊らせる私たち。
しかし、ここで既にトラブルは始まっていたのであった…。
その夜、彼の手配してくれたバスに乗り出発。
「翌朝の5時にバスが●●(名前忘れました)に着いたら
1時間後に乗り換えのバスが来るから、それに乗って。
昼前にはボニートに着くよ」とのことだったんだが…。
朝5時、暗い中、●●(何もない村。バスの駅も屋外で、飲食店も何もない)に到着。
1時間後、乗り換えのバスが来る…はずが、来ない。
「おかしいな?」と思うも、早朝すぎてバスのカウンターがどこも開いていない。
2時間経っても、3時間経っても、バスは来ない。
旅行会社に電話をしても、繋がらない。
カウンターが開いたのが、10時くらい。
そこで、バスカウンターの女性から、衝撃の一言。
「今はカーニバル期間だから、普段と運行が違うの。
ボニート行きのバスは夜まで来ないわよ」
ボニート行きのバスは夜まで来ないわよ」
どえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
こ……ここで、この何にもない場所で、あと10時間くらい待てと!?
っていうか、あの旅行会社の男、テキトーすぎだろ!!!!!
日本の旅行会社ではこんなことありえないんですが…
でもここはブラジルだもんね。
日本の旅行会社ではこんなことありえないんですが…
でもここはブラジルだもんね。
今思えば、彼を信じて手配を任せた私たちがバカなんですけど笑、
その日は合計15時間くらいバスを待ちながら、
スーパーと、数軒の民家しかない村にて
旅行会社の男へ悪態をついていたのでした。
ブラジルからの洗礼は、こんなものでは終わらない…。