2013年3月16日土曜日

テキトーすぎるブラジル人。

突然だけど、私はO型です。
血液型占いでは、
「テキトー人間」「おおざっぱ」「マイペース」と言われている血液型。
日本にいる時は、上記のようなことをよく、本当によく、人から言われます。

しかし、ラテン系、特にブラジル人のテキトーさには、マジで適わない。
彼らのテキトーさは、想像以上です笑。
そして長期旅行中でデリケート(ささいなことでイライラしちゃう)
になっている私たちには、そのテキトーさが辛い。
体も心もボロボロになることがあります。
いま思えば笑い話なんだけど、その時は心の底から怒っていました。

なぜ今、こんなことを話しているかというと、
ブラジル入国後は、「ブラジル人のテキトーさとの戦い」の旅になったからであります。
以降はキレたり、ケンカしたり、といった内容がちょいちょい出てきますので
お見苦しかったら、ごめんなさい苦笑。

===
ブラジルの国境をこえた時期はちょうど、カーニバル直前。
ブラジルのカーニバルと言えば「リオのカーニバル」が有名ですが
実はブラジルでは、リオ以外でも色々な場所でカーニバルが行われているのです。
そこで「どこかでカーニバルを見たいね」と現地の旅行会社に行った私たち。

旅行会社にいたのは、英語ペラペラで、とっても陽気なブラジル人。
パソコンできれいな風景写真を見せてくれながら
「ボニート」という小さなリゾート地でカーニバルを見て
その後に「パンタナール」という世界屈指の湿原にて
野生動物を見るのはどうだろう、と提案してくれました。

ボニートもパンタナールも、地球の歩き方を見て気になっていたので
悩んだ末に、行くことに。

ボニートへのバスチケットも、宿も、パンタナールツアーも、
カーニバル期間で人が集まっているため、ほぼ空きがない状態。
そんな中、彼は何とかチケットを手配してくれたのです。
「本当に楽しいから、ぜひ楽しんできて!」
そんな彼の言葉に、ワクワク胸を踊らせる私たち。
しかし、ここで既にトラブルは始まっていたのであった…。

その夜、彼の手配してくれたバスに乗り出発。
「翌朝の5時にバスが●●(名前忘れました)に着いたら
1時間後に乗り換えのバスが来るから、それに乗って。
昼前にはボニートに着くよ」とのことだったんだが…。

朝5時、暗い中、●●(何もない村。バスの駅も屋外で、飲食店も何もない)に到着。
1時間後、乗り換えのバスが来る…はずが、来ない。
「おかしいな?」と思うも、早朝すぎてバスのカウンターがどこも開いていない。
2時間経っても、3時間経っても、バスは来ない。
旅行会社に電話をしても、繋がらない。
カウンターが開いたのが、10時くらい。
そこで、バスカウンターの女性から、衝撃の一言。




「今はカーニバル期間だから、普段と運行が違うの。
ボニート行きのバスは夜まで来ないわよ」



どえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
こ……ここで、この何にもない場所で、あと10時間くらい待てと!?
っていうか、あの旅行会社の男、テキトーすぎだろ!!!!!
日本の旅行会社ではこんなことありえないんですが…
でもここはブラジルだもんね。

今思えば、彼を信じて手配を任せた私たちがバカなんですけど笑、
その日は合計15時間くらいバスを待ちながら、
スーパーと、数軒の民家しかない村にて
旅行会社の男へ悪態をついていたのでした。

ブラジルからの洗礼は、こんなものでは終わらない…。



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最後の国、ブラジル突入!

ペルー、ボリビア、アルゼンチン、チリ、再びアルゼンチン…ときて
南米旅行・最後の国は、ブラジル!

イグアスの滝から帰り、ものすごく親切でいい奴・ブラジル人のロジェールに
別れを告げ、私たちはブラジルの国境へと向かいました。

ロジェールには「アルゼンチンにもう一泊して、今夜も遊ぼうよ!」
と止められていたのですが…時間が限られているので先を急いじゃった。
それで後ほど後悔することに…。

だってね、夕方には国境をこえられたのに、
そこから先へ進むバスがなかったんです泣。
結局その日はブラジルの国境の町に宿泊。
ムリして国境をこえた意味がなかったんです〜〜〜。

しかしすごく近くても、国境をこえるだけで町並みは全然違いますね。
アルゼンチン側のイグアスの町は比較的観光地化されていて
宿もすごい快適だったし(清潔&お洒落な内装、ビリヤードなどもあり楽しめる)、
レストランもきれいだった。
でもブラジル側はちょっと寂れた感じで、宿もき…汚い。そして物価が高い。
あーーー、ロジェールの言う通り、国境を越えないでおけば良かった。
急がば回れ!ですね。本当に。

そんなこんなで、ブラジル初日は不安な気持ちからのスタート。
しかし、ブラジルでのアンハッピーはこんなものではないのであった。…つづく。



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